はじめに
野球をやっていて、ぶつかる壁として一番多いのがバッティングフォームだと言われています。バッティングフォームというのは、正解がなく、なかなか自分に合ったフォームを見つけるのは、難しいです。プロの一流選手でさえ、毎年フォームを改造してりするので、理想のバッティングフォームを習得するのは大変な努力が要ります。
実際に、私も15年間野球を続けてきましたが、バッティングフォームというのにはずっと悩んでいました。 そんなときに、プロ野球選手の連続写真がまとめられた本に出合い、非常に参考になったので、今回、バッティングフォームに悩む人に紹介できたらと思い、まとめてみました。
プロ野球選手のバッティングフォームから学ぶ
先ほども述べた通り、バッティングフォームには正解がありません。個人に合ったフォームが一番いいとされています。しかし、その中にも“基本”というものは存在します。プロ野球の1流バッター、例えば坂本勇人選手や鈴木誠也選手などは、構え方やタイミングの取り方は違えど、多くの共通点があります。その共通点は、バッターすべてに当てはまるもので、この基礎の部分は、進んで真似すべきという風に言われています。その基礎プラスして自分に合ったタイミングの取り方や構え方にしていけば、理想のバッティングフォームは手に入るでしょう。
その1流選手の基礎を学ぶのに、最適なのが連続写真です。連続写真とは、野球選手のバッティングフォームを横から連続して撮影した写真のことです。ネット上には、この連続写真が調べたらたくさん出てきますが、正直解説がないとなかなか参考にはできません。
そんなときに役立つのが連続写真をまとめ、解説も書かれた本です。各選手のフォームの特徴、解説が丁寧に書かれてあるので、初心者の方にも理解しやすく、真似しやすい内容となっています。
バッティングの基本を学べる
この連続写真の本で、何人もの選手のフォームを見れば、共通点が見えてきて、バッティングの基本というのが理解できるようになってきます。バッティングは、基礎がしっかりしていないと、いくら練習しても上達しません。ですから、この本でしっかり基礎という部分を学ぶようにすればいいと思います。
1人でのバッティング練習にも役立つ
この本を読んで、参考になった部分が出てきたら、素振りで反復練習が必要です。何度も何度もいいフォームを体に覚えこまさないと、試合で発揮することはできません。ですから、この本は、一人での素振りにも大きな効果をもたらせてくれます。ただ素振りするだけでは、悪いフォームが見につくだけで、かえって悪化することだってあります。
・注意点
連続写真の本は、非常に参考になり、読んだらバッティングについて理解した気になります。しかし、読んだだけでは、何も変わりません。先ほども紹介した通り、その学んだ技術を自分のものにするために、素振りなどで反復練習しないといけません。ですから、読んだだけで上達したと思わないように、せっかく読んだなら練習で試したり、反復練習をしたりするように注意してください。
理想のバッティングフォーム手に入れたければこの本
こちらの本は、イチロー氏、青木宣親選手などのヒットメーカーをはじめ、名選手の連続写真から技術を解説しています。解説者は、元プロ野球選手の小早川毅彦氏、篠塚和典氏、大島康徳氏が務めていますので、説得力もあり、元プロとしての視点から細かく分析されてあります。
続いて紹介するのが、こちらの本です。こちらは、王貞治氏、長嶋茂雄氏、掛布雅之氏などの過去の名選手のフォームが分析されてあります。また、中村剛也選手、宮本慎也氏などの最近の選手のもあり、盛りだくさんの内容となっています。解説は、先ほども紹介した 小早川毅彦氏 が務めています。時代は違っても、王さんや長嶋さんのフォームと今の選手の基本の部分は変わってないんだなという事が理解できるため、野球の不変の基礎を学ぶことができる1冊になっています。
続いては、こちら。こちらの本は、山田哲人選手、森友哉選手という今を輝くスター選手の高校時代のフォームが分析されてあります。高校時代ですので、体がまだ出来上がってない時期というのもあり、その中でどうやってホームランを量産していたのかなど学生の方には参考になる内容になっています。
先に紹介した2つですが、違いとしては、登場選手です。初めに紹介させていただいた本は、比較的ヒットメーカーの選手が多く登場し、次に紹介した本には、ホームランバッターが多く登場しています。なので、自分のバッティングスタイルに合った本を選ぶといいと思います。体が出来上がっていない学生なんかは、3つ目の本も非常に参考になるかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、理想のバッティングフォームを得るために役立つ本について紹介しました。私は、この連続写真を見るのがプレイヤー時代から好きで、かなり読みあさりましたが、この2冊がオススメです。ぜひ、バッティングフォームに悩んでいるという方は、参考にしてください。
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