佐々木朗希が球速アップのために取り組んだトレーニングについて解説
はじめに
自己最速163km/hをマークするなど、これからの日本を背負って立つ投手の1人として注目を集めている佐々木選手。
本記事では、そんな佐々木選手がなぜこんなに速いボールを投げることができるようになったのかについて解説していきます。佐々木選手が実際に球速アップのために取り組んだトレーニングも紹介しています。
球速がなかなかアップしない、コントロールが良くならない、すぐに肩や肘を痛めてしまうと悩んでいませんか?
本記事ではその悩みも解決します。ぜひ最後までご覧ください。
佐々木朗希が実践している球速アップのトレーニング
佐々木選手は、球速アップのために「フレーチャ(FLECHA)」という器具を使用しています。
この器具は、オリックスの山本由伸選手が使っていることで有名で、見たことあるという方も多いかと思います。
この器具は野球メーカー「アイピーセレクト(Ip Select)」が出している商品で、投球フォーム改善のためのトレーニング器具です。
・全身を使って投げることで正しい投げ方を身につけることができる
・肘や肩などに負担の少ない正しい投げ方を取得することができる
という特徴があります。
「フレーチャ」の効果
詳しく解説していきます。
1、全身を使って投げる感覚を染み込ませる
この器具は、野球のボールと比べて長くて重いため、全身を使って投げないと遠くへ飛ばすことはできません。
下半身や背筋など全ての筋肉を使って投げようとするので、自然と全身を使った投球フォームを手に入れることができ、球速アップにつながります。
野球ボールは小さいので、手先だけで投げれてしまいます。それでは、肩や肘を余計に使ってしまうので、この「フレーチャ」で全身を使ったフォームを取得するのは、怪我の予防にもつながります。
ですから、投手だけでなく、肩や肘を怪我しがちな選手にもおすすめです。
2、コントロールも良くなる
やり投げでは、手先だけでコントロールしようとしてもうまくいきません。しっかりトップを作ってから力をまっすぐに伝えないと、綺麗に飛ばないので、体の開きを抑えるという効果もあり、コントロール向上にもつながります。
特徴まとめ
- 怪我をしにくいフォームを習得できる
- 球速アップする
- コントロールが良くなる
「フレーチャ」を使った練習方法、使い方
やり投げは非常にシンプルな練習です。広い場所に行き、この器具を全身を使って遠くに投げる、それだけです。
ただ、投げ方をちゃんと意識しないといいフォームは身につきません。
POINT1
ジャベリックスローで槍を投げる時は、軸足に体重を乗せる時に、ひざの向きとつま先の向きを合わせるようにしましょう。
この形がいわゆるパワーポジションになりますが、大切なのは、軸足のひざやつま先が内側に入らないように意識することです。
軸足のひざやつま先が、すぐに内側に入ってしまうと、開きが早くなる原因となるので注意しましょう。
POINT2
リリース時には、肩甲骨のラインから直線、もしくは少し前でリリースするようにしましょう。
肩甲骨のラインよりも後ろでリリースしてしまうと、腕が遅れた状態になってしまい、肩やひじのケガの原因となってしまいます。
また、リリースの時には、ステップ足にしっかりと体重を乗せ、踏ん張るようにします。
ジャベリックスローの練習を取り入れながら、胸郭や股関節を支点にして投げる動作を覚えましょう。
詳しくは、山本選手の動画をご覧ください。
注意点
・準備運動しっかりしてから投げる
ピッチングの前もからなずキャッチボールをしますよね。それと同じで、フレーチャを投げる前は、必ずアップをしてから投げるようにしてください。
この器具を使って怪我をしてしまっては元も子もないので、注意しましょう。
・体全体で投げる
体全体で投げるということを意識して、肘や肩だけで投げないように注意してください。
肘や肩だけを使って投げてしまうと、せっかくいい道具を使っていても効果は表れにくく、怪我につながるだけです。
・まずは近い距離から
山本選手や佐々木選手の見よう見まねで、いきなり遠い距離を投げないようにしましょう。まずは近い距離感でフォーム重視で投げることで、正しいフォームが身につきます。
クチコミ
山本由伸選手が取り入れてると聞いて購入。
体重移動、上半身・肩周りの正しいフォームが身につくと思います。肩が目に見て分かるほど強くなりました。
キャッチャーですが、投球が下手くそでなぜみんな簡単に塁間届くのかよくわかんないレベルでした。しかし、これを使って練習してこんなに簡単に届くものかと感動しました。
怪我の予防にもなった!
肘をよく痛めていたところ、プロ野球選手が使っているということで購入。
肘への不安がなくなっただけでなく、フォームがよくなったと褒められました。本当にオススメ!野球人生変わりますよ。
130km/h→142km/hに球速がアップしました。嘘みたいに結果が出ました。個人差はあると思いますが、驚きました。
この器具を取り入れた練習をすることで、肩や肘の痛みに悩むことはなくなります。また、コントロール、球速もアップするので、ライバルに大きな差をつけることもできます。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、佐々木朗希選手が実践する球速アップのトレーニングを紹介しました。ここで簡単にまとめますと、佐々木選手は球速アップのために「フレーチャ(FLECHA)」という器具を使っていました。
このフレーチャの効果は
- 怪我をしにくいフォームを習得できる
- 球速アップする
- コントロールが良くなる
というものでした。野球をやっている方はぜひこの練習方を取り入れてみてください。すぐに効果を実感すると思います。
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